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3月, 2021の投稿を表示しています

The Band - the weight

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荷物 ザ・バンド 1. 僕はナザレに入った。死後30分、そんな気分だった。 どこか場所さえあれば、この頭を横たえられるんだ。 「こんにちは、どこか寝られる場所ははないですか。」 彼はただ笑って僕の手を取った。「ない。」それだけだった。 荷物をおろせ、ファニー 自由になるために 荷物をおろせ、ファニー そして、 君はその荷物が僕のものだという 2. 僕は鞄を持ち上げた。隠れる場所を探そう。 すると、カルメンと悪魔が並んで歩いている。 僕は言った、「やあカルメン。来いよ、ダウンタウンに行こう。」 彼女は言った、「私は行こうと思う。ただし友達も一緒だけど。」 荷物をおろしてくれ、ファニー 自由になるために 荷物をおろしてくれ、ファニー そして、 その荷物は僕にもつきまとう 3. 山を下りよ、モーゼス女史。あなたが話せることはない。 ルカはただの老いた男で、審判の日を待っているのだ。 「ルカよ、友よ、若きアンナ・リーはいかがか。」 彼は言った、「聞けよ、息子よ。ここにいて、アンナ・リーと一緒にならないか。」 荷物をおろしてくれ、ファニー 自由になるために 荷物をおろしてくれ、ファニー そして、 その荷物はそのまま僕に与えられる 4. 狂ったチェスターがついてくる。霧の中で僕に追いつく。 彼は言った、「あなたの棚をなおしてあげるから、犬のジャックを引き受けてください。」 僕は言った、「待ってくださいチェスターさん。僕は平和な男です。」 彼は言った、「わかりました若い人。では、できるときに餌をあげてくれますか。」 荷物をおろしてくれ、ファニー 自由になるために 荷物をおろしてくれ、ファニー そして、 その荷物はどこまでもついてくる 5. 特急列車に乗り込もう。そのまま線路を下ろう。 僕の鞄は重く沈む。そして僕は心から思う、その時が来たんだと。 ファニー嬢のもとへ帰るのだ。彼女がただ一人の人ではないか。 僕をここへつかわし、皆によろしくと伝えたのは。 荷物をおろしてくれ、ファニー 自由になるために 荷物をおろしてくれ、ファニー そして、 君はその荷物をそのまま僕の上に置く 初出:1968年『ミュージック・フロム・ビッグピンク』 作:ロビー・ロバートソン 歌: 1-3番、レヴォン・ヘルム 4番、リック・ダンコ 5番、レヴォン・ヘルム&リック・ダンコ 語りとリフレインが5回繰り返され...

Bridget St. John - silver coin

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ブリジット・セント・ジョン 銀貨 私もそれなりに年を取った。けれど分かったというにはまだ若い。 一人でいるとはどんなことか、帰る家がないとはどんなことか。 心の友がいた。彼は私を愛してくれた。雨の日も晴れの日も。 訳は訊かないでほしい。 ただ、彼の年若い瞳は、私よりもずっと年を経ていた。 私の心はすみずみまで読んでもらえている、そう思っても、私は彼に導きを求めはしなかっただろう。 私が彼の瞳の話すことを読むとき、私にはもうこれ以上読むものがないと分かっていた。 これ以上話すことはない。これ以上することはない。 けれど私の言葉は全て遠く投げよう。 誰かそれを求める人へ。あなたのような素晴らしい男を見つけられずにいる人へと。 はるばるここまで駆けてきた。昇る星を一番に観るために。 先に来ている人達がいた。美しいものの音は遠くまで旅をするのだ。 大きくはっきりと、私はその音を聴く。石の上に投げ落とされた銀貨のように、 凛凛と。 たとえ私が人混みに埋もれても分かる。彼はどこかにいる。どうしたってそうなのだ。 人混みに埋もれても、彼はどこかにいる。 彼はどこかにいるのだ、 どうしたって。 作:テリー・ヒスコック 所収:1972年『サンキュー・フォー…』 (原詞) Now that I'm older, I know I'm not old enough to know  What it is to be lonesome, what it is to be without a home I've a friend in mind who loves me, rain or shine Don't ask me why But his younger eyes are so much older eyes than mine Thought I was well-read, I wouldn't need to ask him for a lead When I read what his eyes said, I knew I had nothing more to read Nothing more to say, no, nothing more to do  But throw all my words away  On some...

Sandy Denny - no more sad refrains

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Sandy Denny no more sad refrains サンディ・デニー 悲しい言葉はもう歌わない 1. 朝がやってくる、それはどんなにうれしいことだろう 朝はいつでも、何か新しいことを運んでくれる その黄金の光が、昨日に積もった埃を洗い流してくれる もしがんばれば、きっとあなたのことも忘れさせてくれる 2. それで、あの冬の日々が終わったら、 私は姿勢を正し、自分の足で立とう 私は自分の姿を見て、以前は全くこうではなかった、と思う そして私はピースを手に取り、少女を完成させるんだ 3. 私、何時でも、誰にでも、笑顔でいよう 友達は皆、こう言うだろう。君は、変わったんだねと 悲しい出来事はもう忘れよう そして 悲しい言葉を歌い続けるのは、もうやめよう 初出:1977年『ランデヴー』 再出発への静かな決意が、流れるように美しく歌われています。 (原詞) 1. Here comes the morning, how it pleases. It always brings me something new. Its golden light will wash away the dust of yesterday. If I try, it may let me forget you. 2. And when these winter days are over, I mean to set myself upon my feet. I see me as something that I have never been. And I'll pick up the pieces that will make the girl complete. 3. I'll be smiling all the time at everybody. My friends will tell me I'm just not the same. I won't linger over any tragedies that were. And I won't be singing any more sad refrains.

Sandy Denny - the quiet joys of brotherhood

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集える同胞の静かな喜び the quiet joys of brotherhood 1. ゆるやかに潮がうねる、塩の海の岸にそって 色彩が溶け合って渦をなし、砂の中で一つになる ときに風が絡み合い、その遠い声を運ぶ 集える同胞の静かな喜び、愛は万物のあるじなり 2. 樫と雑草はともに育つ、おなじ大地で 牝馬と牡馬、光と闇、その音に雷鳴が宿る 虹のしるし、咲き乱れる花、今も私を虜にする 集える同胞の静かな喜び、愛は万物のあるじなり 3. けれど人間がやってきて潮に鋤を入れる、樫は大地に倒れる 私はタイヤの音を原野に聞く、彼らは牡馬を追い立てる バラは光も闇も咲かせる、風の声が途切れる 流れる砂が時を呼び起こす、かつて愛は万物の主であった アイルランド伝承曲 詞:リチャード・ファリーニャ 歌:サンディ・デニー バイオリン:デイブ・スワーブリック 所収:1972年『サンディ』 自身の声が重ねられた、静寂の音世界。 選ばれた言葉が、美しく響き合います。 (原詞) 1. As gentle tides go rolling by, along the salt sea strand. The colours blend and roll as one, together in the sand. And often do the winds entwine, do send their distant call. The quiet joys of brotherhood, and love is lord of all. 2. The oak and weed together rise, along the common ground. The mare and stallion, light and dark, have thunder in their sound. The rainbow sign, the blended flower, still have my heart in thrall. The quiet joys of brotherhood, and love is lord of all. 3. But man has come to plough the tide, the oak lies on the ground. I hear thei...