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2月, 2021の投稿を表示しています

Janis Joplin - to love somebody

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ジャニス・ジョプリン 愛する人よ (トゥ・ラヴ・サムバディ) 1. 光がある、何かが光っている。 今まで一度も、一度もわたしに輝いたことはなかったのに。 わたしは生涯を通じてあなたと生きてゆきたい。 それがわたしの求めるもの、あなたと生きてあなたを愛することが。 道がある。 皆が言う、あなたはどんなことでもできる、あらゆることができるという。 けれどどんな良いことが、 どんな良いことが今まで訪れたというのか わたしには愛とともにあなたを迎えたことなどなかったし、 それにわたしにはあなたが見えない。そう、見ることができない。 あなたにはわからない、それがどんなものかわからないんだ。 あなたにはわからない。 そうだあなたにはわからない、 わからないんだ、それがどんなものなのか。 誰かを愛するということが。 わたしは語りたいんだ、愛を、誰かを抱きしめようとすることを。 わたしがどうやってあなたを愛するかを。 わたしはずっとあなたを愛してきた。 2. 頭のなかで、わたしはあなたの顔をいまでも見ることができる。 自分のこころははっきりと見える。 けれど、こうまで盲目であったものが今までにいたであろうか、わたしのように。 わたしにはわかる、わたしは盲目であった。 わたしはあなたに言う、わたしはとてもとても盲目であったと。 けれどわたしはひとりの少女でしかない。 あなたはわたしをひとめ見ることも、そしてこう言うこともできないのか。 わたしは生きている、わたしはあなたのために生きて呼吸をしていると。 わたしがそうしていることを知らないのか。 けれどどんな良いことが、 どんな良いことが今まで訪れたというのか わたしはあなたに出会ったことがなく、そしてそれはわたしが求めつづけてきたことなんだ。 わたしはあなたに出会ったことがない。あたりを見回しても。 あなたにはわからない、それがどんなものかわからないんだ。 あなたにはわからない。 そうだ、あなたにはわからない、 あなたにはわからないんだ、それがどんなものなのか。 誰かを愛するということが。 わたしは愛について語りたい。誰かを抱きしめようとすることについて語りたいんだ。 わたしがどうやってあなたを愛するかについて語りたい。 わたしはずっとあなたを愛してきたんだ。 3. わたしにはわかる、道はあるんだと。 なぜなら誰もが一度はわたしのとこ...

Sandy Denny - take me away

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  連れていって サンディ・デニー 1. そんなに甘い愛、その道のりはあまりにもつらい 見てごらん、苦難の時代を 太陽がその手を打ち降ろす、私達の飢えと渇きの上に すぐにすべては終わる、悪くなるにまかせてしまえば 連れていって、私を連れていって 連れていって、私を連れ去って 2. あなたのためでなければ、どうして私は生きていけよう 誰もそばにおらず、良き未来などどこにあるのかわからない 私の手を取ってほしい、私の心を強くしてほしい あなたは一人の男で、私の歩みは遅い 連れていって、私を連れていって 連れていって、私を連れ去ってほしい 3. 雨雲があらわれるだろう、収穫の時は近い 私達は雨雲を見つける、河が満ちてくる 過去とは縁を切ろう、未来を探し求めよう この黒い夢と縁を切ろう、時は来た、羽ばたくんだ 連れていって、私を連れていって 連れていって、私を連れていって、どこか遠い所へ 初出:1977年『ランデヴー』 (原詞) 1. Such sweet love is so hard to find Look around, these are troublesome times The sun beats down on our hunger and thirst It would soon all be over if we let it be worse Take me away, take me away Take me away, take me away 2. If not for you how would I keep going No one to be near, no good fortune to know Take my hand, make me feel stronger You're a man - progress is slow Take me away, take me away Take me away, take me away 3. There will be rain clouds, for harvest to grow We'll find the rain clouds, and the rivers will flow Leave what is past, search for the future...

Carole King - music

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キャロル・キング 音楽 1. 音楽が鳴っている、私の頭の内側で 繰り返し、繰り返し、繰り返し、ずっと 友よ、音楽には終わりがない ああ、夏が終わってゆく けれど音楽は鳴り続ける だから、冬が来てもわたしは平気でいる 2. 映像がかたちをとりつつある、私の脳の内側で やがて、色彩とともにそれが一つにまとまりできあがってくる すると、分かるだろう。そこには音楽がある いつもかんたん、というわけでもないけど けれど音楽は鳴り続けている だから、私は世界に向き合っていけるんだ 初出:1971年12月『キャロルキング・ミュージック』B面オープニング (原詞) 1. Music is playing inside my head Over and over and over again My friend, there's no end to the music Ah, summer is over But the music keeps playing And won't let the cold get me down 2. Pictures are forming inside my brain Soon with the colors they'll rain together and grow Then don't you know, don't you know there'll be music Ah, it's not always easy But the music keeps playing And won't let the world get me down Music is playing inside Music, music, music

The Rolling Stones - rocks off

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ロックス・オフ Rocks off 1. 俺は君が話すのを聴いている 街にいるときに 君の口は動かない けど、俺には君の話しが聞こえるんだ その少年がどうしたって? 彼がもう来なくなってしまったの 彼は出て行くつもりなの? 私にはドアを開けないつもりなの? 2. 俺はいつも聴いているんだ 街の声を 俺は叫びたい、だけど 話すのもままならない 俺は昨日の夜、愛し合っていた 友達のダンサーと ステップを続けるのは無理なようだ 俺の上で彼女はピルエットしているんだから そして、俺はただ解き放つんだ 夢を見ているあいだに ロックを解き放つんだ 眠っているあいだに 3. 俺は日々をビュンビュン駆け抜ける 光速だ 電流が流れる、水がほとばしる 野犬の餌が火を吹く このままでは荷重超過だ 汚れた路上に撒き散らされる 俺を蹴ってくれ、前に君が蹴ったように 俺はもう痛いと感じることもないんだ けど、俺はただ解き放つだけだ 夢のなかで ビュッと、解き放つんだ 眠りのなかで 4. 催眠術にかかったようだ、言い表せないその光景 完璧な魅惑の世界、俺の中にある全て 太陽の光が貫く、夜明けが広がっている 追われる影、月光の神秘 このままでは荷重超過だ 汚れた路上に撒き散らされる 俺を蹴ってくれ、前に君が蹴ったように 俺はもう痛いと感じることもないんだ けど、俺はただ解き放つだけだ 夢を見ているあいだに ロックを解き放つんだ 眠っているあいだに 初出:1972年『メインストリートのならず者』第一曲 2枚組名盤のオープニングを飾る一曲。 強烈なスウィング感と高揚感。たたみかけるような言葉の渦。 後半に展開する、幻想的な世界の描写と鮮やかな場面の転換も、見事です。

The Band - sleeping

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眠り ザ・バンド 1. 人生をかけて僕らは選んだ、夕方になって僕らは目覚めた 恋人同士に戻るには時間が経ちすぎた それだけだ、この世界は生きるにはあまりにも痛かった 悲しい古い船団、朝の日蝕 僕は人生の全てを手探りで過ごしてきたんだ それから僕は太陽に背を向けて、皆を見た、さがしていた ほうほうフクロウ、その歌が君をいざなう この地上のどんな別の場所に、君は行きたいというんだ 僕らはこの憎しみをすべて置いてゆける、まだ間に合う なぜ僕らは帰りたいと思うのか、いったいなぜ? 2. 枕のクモの巣、柳の中の僕 僕は人生の全てを眠って過ごそう 昼前に電話が来るのは、早すぎるよ、今日は 嵐は去ってゆく、最後には平和がある 僕は人生の全てを眠って過ごそう 今はどんな音も聞こえない、誰も見えない、どこにも 牧羊犬とその羊、君を眠りに引き込む この地上のどんな別の場所に、君は行きたいというんだ 驚異の国へ、君がうまくいかないとき なぜ僕らは帰りたいと思うのか、いったいどうして? 作: リチャード・マニュエル ロビー・ロバートソン 歌:リチャード・マニュエル 初出:1970年『ステージ・フライト』A面第二曲 (原詞) 1. For the life we chose in the evening we rose Just long enough to be lovers again And for nothing more, the world was too sore to live in Sad old ships, a morning eclipse I spent my whole life guessing Then I turned from the sun, and saw everyone searching The hoot owl and his song, will bring you along Where else on earth would you wanna go? We can leave all this hate, before it's too late Why would we wanna come back at all? 2. Cobwebs on my pillow, I'm found in the willo...

The Rolling Stones - sympathy for the devil

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悪魔に共感する sympathy for the devil ザ・ローリング・ストーンズ 1. 失礼して、自己紹介をさせていただきたい。 私は、富と嗜みの男。 私は長い長い年月、ずっとこの世界にいた。 沢山の人間達の、魂と分別を盗んできたんだ。 ジーザス・クライストのその時、私はそこにいた。 疑いと痛みの、その瞬間に。 私がピラトの背中を押してやったから、 彼はその両手を洗い、運命を定めた。 君に会えて嬉しい。私の名前をあてて欲しい。 けれど君を戸惑わせるのは、私の遊びの性質なのだ。 2. 私はサンクトペテルブルクにつきまとった。 私には見えていた、変革の時だったのだ。 ツァーリを殺し、その臣下を殺した。 アナスタシアはむなしく泣き叫んだ。 私は戦車に乗り、将軍の座を占めた。 電撃戦は狂暴化し、死体は腐臭を放った。 君に会えてうれしいよ、さて私は誰でしょうか。 けれど戸惑うのは当然だ。それが私のゲームなんだから。 3. 私は喜びとともに見つめていた。あなたがたの王たち、女王たちが 百年のあいだ争い続けるのを。自分たちで作った神を巡って。 私は叫んだ、「誰がケネディを殺したのか?」 けれど終わってみれば、それはあなたであり私なのだ。 どうか自己紹介させていただきたい、 私は富と嗜みの男。 そして私は吟遊詩人達に罠を仕掛ける。 彼らは殺され、ボンベイに辿り着くことはできない あなたに会えてうれしい。私の名前を当ててみてくれ。 戸惑うのは無理もない、それが私のゲームの本質なんだから。 じゃあ、やってみようか。 君に会えてうれしいよ、さあ私の名前は? けれど君を混乱させるのは、私のゲームそのものなんだ。 4. 警官がみな犯罪者であるように、 全ての罪人は聖人なり。 頭が尻尾であるように、私のことはルシファーと呼んでくれ。 なぜなら、私には少し節度が足りない。 だからもし君が私に出会ったなら、多少の厚意を、 多少の共感を、そして多少の嗜みを、持って欲しい。 お前がきちんと学んだ礼節は、全て使え。 そうしないと俺は、お前の魂を、からっぽにしてしまうから。 お前に会えてうれしいよ、俺の名前を言ってみてほしい。 わけがわからないってそうさ、最初からそれが、俺の策略だったんだから。 始めようか。 作:ミック・ジャガー 初出:1968年『ベガーズ・バンケット』オープニング曲 邦題:「悪...

The Rolling Stones - 100 years ago

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百年前 ザ・ローリング・ストーンズ 1. 森の中を歩いてみたんだ。このあいだ 世界は俺の前に敷かれた絨毯だった 若い芽が息吹き空気は甘い、不思議だった 何か、百年前のような感じだったんだ 2. メアリーと俺、二人で門の上に座っていた ただ見つめていた。空に、竜が何頭か浮かんでいたんだ なんと優しい日々だったろうか、俺達にかくしごとなどなかった 百年も前のような気がするよ いま友達は皆、弱気な笑顔を貼り付けている むかし見ていた夢の中で生き延びているんだ 思わないか?大人にならないほうが賢明だということもあると 3. このあいだ森の中を歩いていたんだ 俺の眉間の皺が見えるだろうか なんと優しい日々だったか、俺たちに秘密などなかった、隠すことなど何も 今ではそれが、百年も昔のことのように思えるんだ 今になって君が、まずい赤ワインを飲んでいる俺を見て でも気にしないで欲しい、愛してくれたこの男のことを そう思わないか、大人にならないほうが賢いと 君はキスをしてさよならと言う、きっとそうする 君はキスをしてさよならと言う、きっとそうする 君はキスをしてさよならと言う、きっとそうするさ だからかんべんしてほしい、俺は隠れてしまうんだから 俺のことはこう呼んでくれ、怠けもの、生まれながらの もう無駄にする時間はないというのに 怠けものなんだ、骨の髄からの 無駄にする時間はないのに こう思わないか、そろそろ時が来た 隠れてしまうんだ、そうさ そうだ、君はキスをしてさよならと言う、きっとそうする 発表:1973年『山羊の頭のスープ』 神秘的な森の情景。そして空に浮かぶ竜の、奇跡のようなイメージ。 歳月。 詩情あふれる名曲です。 (原詞) 1. Went out walking through the wood the other day And the world was a carpet laid before me The buds were bursting and the air smelled sweet and strange And it seemed about a hundred years ago 2. Mary and I, we would sit upon a gate Just gazing at some dragon in the sky What ...

The Band - the night they drove old dixie down

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オールド・ディキシー・ダウン 1. バージル・ケインと申します ダンヴィル鉄道に勤めていました けれどストーンマンの騎兵隊がやって来て 線路を もう一度、打ち壊した 65年の冬、俺たちは飢えていた かろうじて生きているだけだった 5月10日には、リッチモンドは陥落していた その時のことを、俺はよく憶えている あの夜、彼らは時代遅れの南部を追い落とした 鐘は凛凛と響き渡った あの夜、彼らは懐かしいディキシーの調べを消し去った 人々は皆歌っていた こんなふうに、ラナ、ラナ、ラナ 2. テネシーにいた妻とまた一緒になった ある日彼女が電話をくれたんだ ねえバージル、すぐに来て、見てごらん ロバート・E・リーが行くよ 今は、木こりの仕事でも気にしない そして金が良くなくても心配しない 必要なものを取り、残りは置いていく けれど彼らは一番良いものを奪った。決してしてはいけない事だ あの夜、旧装備の南部軍は敗走した 鐘は凛凛と響き渡っていた あの夜、流行遅れのディキシーは消えた 人々は皆歌っていた ラナナ、ラナナ、ラナナ、ラナ、ラナナナ 3. 父親が俺の前にしたように 俺は大地を耕した 兄が俺の前にしたように 反乱軍に加わった 彼はまだ18才で、誇り高く勇敢だった けれど一人の北軍兵士が彼を墓に横たえた 俺は足元の泥にかけて誓う 倒れたケインを抱き起こすことはできない あの夜、彼らは時代遅れの南部を追い落とした 鐘は凛凛と響き渡った あの夜、彼らは懐かしいディキシーの調べを消し去った 人々は皆歌っていた 彼らが行く、ラナ、ラナ、ラナ 作:ロビー・ロバートソン 歌:レヴォン・ヘルム 発表:1969年『ザ・バンド』第三曲 映画:1978年『ザ・ラスト・ワルツ』 (原詞) 1. Virgil Caine is the name, and I served on the Danville train, Til Stoneman's cavalry came and tore up the tracks again. In the winter of '65, We were hungry, just barely alive. By May tenth, Richmond had fell, it's a time I remember, oh so well,...